うっつー先生の吹奏楽団の作り方・運営方法について〜はじめに〜

どうもうっつーです!先日の2025年10月号の吹奏楽の専門誌「バンドジャーナル」にて奈良県吹奏楽連盟の理事長の福島先生との対談の記事が載りました。

その内容は「吹奏楽団を作るのって難しい?」をテーマに自分の吹奏楽団を作った経緯や運営の方法、そして部活の地域移行についていろいろな事を語らせていただきました。

発売後は色んな方から

頑張ってるね!

内容もっと知りたい!

などのコメントをDMなどで頂き、自分の活動が一部認めていただけたのかなと嬉しい気持ちになりました。本当に皆さんいつも支えてくださってありがとうございます!

昨今のこの吹奏楽業界では主にX(旧Twitter)などを使って一般の吹奏楽団の立ち上げ吹奏楽オフ会をやる人がたくさんいて活気に満ち溢れているな〜と思ってます。

うっつー

これだけ熱意のある人が多いと

吹奏楽業界の未来は明るいですな!ワハハ!

しかしながら運営に関しては皆さん手探りであったり失敗も多くされているようで、色々と苦労されている方が多い印象を受けます。

かくいう私もたくさんの失敗をしてきました。

おそらくこの記事を見てる人は「吹奏楽団を立ち上げたい!」だったり「うっつーはどんなこと書くんやろ?」って感じで見てる人が多いかなと思います。

このブログの記事では自分の失敗に重きを置いて楽団の立ち上げ方や運営方法について何本かに分けて色々語れたらと思ってます(笑)

うっつー

人の不幸は蜜の味!

それでは行ってみよう!!(笑)

吹奏楽団を作ること自体は簡単!でも・・・

そもそも論ですが吹奏楽団を作ること自体は意外と簡単です。

  1. 人を集める
  2. 練習をする
  3. 本番をする

流れは至ってシンプル!これらをクリアすれば吹奏楽団なんてすぐにまわります。

常に人がたくさんいて、みんなニコニコハッピーで練習や本番ができたらもう最高ですよね〜。しかしながら

そんなことは絶対にありえません(笑)

たくさんの人間同士が織りなす趣味ですからそんなにすんなりいきまへん!!(笑)

うっつー

おっと、読者に煽ってもしょうがないですよね。

いけねいけね(てへぺろ

そうなんです。吹奏楽団は部活と違って皆さん異なるライフスタイル、年代、文化で生きているので運営方法や楽団の方向性、人間関係も問題でどこかで必ず揉めます。

私も19歳の頃から吹奏楽団運営してますが

問題のなかった年なんてほとんどありません。

問題の多い年、問題の少ない年って感覚です。

楽団運営は基本、一難去ってまた一難です。(ぶっちゃけありえな〜い♪)

これから吹奏楽団を作ろうとやる気に満ち溢れている人に釘を刺すのは心苦しいのですが、吹奏楽団を作るとたくさんの問題やイレギュラーがあることをを覚悟の上で始めることは意外と重要な心構えなのかもしれませんね。。。

吹奏楽団運営におけるさまざまな問題

では吹奏楽団を実際に運営するとどんな問題に直面するのか、ですが

  • 楽団を運営するにあたっての問題
  • 楽団の人間関係・心情の問題

と、大きく分けて2つの問題に必ず直面します。

楽団を運営するにあたっての問題

組織的な問題

  • 係の仕事がうまくいっていない(練習場所取れない・仕事や連絡が遅い)
  • 報連相がうまくいっていない(幹部は知っているけど団員やホール側が知らない)

これはみんな立ち上げ段階では熱意持ってやるのでチグハグしながらも組織って回っていくんですけど段々モチベが下がってきて運営がうまくいかなくなってきます。(演奏会後とか不満が多発してる時は特に)

また上記でも話しましたが、皆さん色んなライフスタイルの中で仕事や学業をしながら二の次に趣味のことをやります。

代表がいくら熱意を持ってても、周りの団員が趣味における楽団の優先順位が低ければ基本うまく回りません。ゆえに楽団の仕事は基本的にケツを叩いていかないと前に進みまないのです。

ヒト・モノ・カネ的な問題

  • 人が集まらない(団員が増えない・演奏会のためのエキストラ探し)
  • 打楽器の準備・運搬・保管問題(誰かの家に置く?誰が運ぶ?)
  • お金が集まらない(打楽器・楽譜が買えない・練習・本番会場を押さえられない)

人が集まらなければお金が集まらず、やれること(会場を押さえたり楽譜や打楽器の購入など)の自由度が減ります。私も人がいない時は自腹で色々やりましたよ。ええ(遠い目

楽団内の人間関係の問題

  • 特定の人物の出席率による不満(下手なのになんで練習こないの?等)
  • 楽団の仕事が遅いことに対しての不満が起こす人間関係の悪化
  • 団員が突然本番前に飛ぶ(いなくなる)
  • 楽団内カップルが別れたことによる問題(大体女側が囲いを作る)
  • 団員の楽団の温度差に対する不満
  • 指揮者に対する不満
  • 社会人が女子高校生や女子大生に手を出す

これに関しては書き出すとキリがないのでこの辺でやめます(苦笑

ああまたこれ関係の問題かみたいな問題から「え!?嘘でしょ!?」みたいにびっくりする問題も飛び込んできます。それが吹奏楽団です。

まとめ

さて今回は「はじめに」と言うことで吹奏楽団は作るのは簡単なんですけど、運営方法や人間関係など楽団を作ると大変なんだぞ〜と言うことを書きました。

自分がやりたい音楽や曲などをしたくて=吹奏楽を楽しみたくて吹奏楽団を作ったのに、作った多くの人は吹奏楽団の運営がうまくいかずに疲弊したり仲間と意見が合わずに後ろ指刺されたりと嫌な思いをした人も多いはずです。

かく言う私も楽団運営に疲弊したり友達を失ってきたうちの一人です。

たくさん失敗してきました。

楽団を作ると言うことは経営者とほぼ同じで、組織の問題やイレギュラーを解決する能力が必要になってきます。問題処理能力ってやつですね。また人を動かすだけの人望だって必要だし、人の見えないところで泥水を啜ることだってあります。大変です。

しかしそれでも吹奏楽団を運営したり熱意を持って挑戦できるのは助けてくれる仲間の存在だったり、普通では体験できないことがたくさんあるからこそなんだと思ってます。吹奏楽を通して人生が豊かになってるからこそやめられず頑張れているのかなと思います。

少々悲観的な内容が多かったのですが、上記の楽団の色んな問題というのはやり方次第ではある程度未然に防げるものがありますし色んなやり方があります。

次回は「うっつー先生がもう一度1から吹奏楽団を作るなら!」をテーマに

  • 楽団の方向性(規約)は決めておこう
  • 運営スタイルは独裁か権力分散か
  • どんな運営の係が必要か
  • 楽団立ち上げにかかる費用面

の中から書いていこうと思います。

駄文ではありましたが皆さん見ていただきありがとうございました!

これから吹奏楽団を作りたいって方がいましたら一緒に頑張りましょう^^

何かご相談があればぜひご連絡もください。

うっつー先生が運営する吹奏楽団のホームページ

【団員募集しています!】

現在大阪名古屋横浜の3つの吹奏楽団を運営してます!

一緒に吹奏楽をやりたい方はぜひ各団体のホームページからお問い合わせください♪

横浜 Union Symphonic Band

大阪 Puzzle Symphonic Band

名古屋Connect Symphonic Band

ホームページ制作の仕方も後々記事にしていきますね!