2022年度の愛知県・東海吹奏楽コンクールを終えて

どうもバンドディレクターとしても活動中のうっつーです!

久々にブログなんか書いちゃってます。

タイトルにあるとおり2022年は吹奏楽コンクールに参加いたしました。

今年は愛知県の職場一般と大阪府の職場一般の部で私が指揮する2団体で挑戦。

規定で同一部門を指揮することはできないとありますが吹奏楽連盟に問い合わせた所、同部門の同大会だと指揮を振ることはできないみたいですが、同部門の同大会でなければ複数掛け持ちして出場していいそうです。

うっつー

確かに有名な指揮者の先生はいろんなバンド振ってるもんな

ということで今年は熱い夏を過ごすことができました。

本日は名古屋市内で活動しているConnect Symphonic Bandについて自分の思いを書きたいと思います。

Connect Symphonic Bandのコンクール

東海大会前の練習音源より

課題曲Ⅱ マーチ「ブルー・スプリング」

自由曲 シーゲート序曲

2022年吹奏楽コンクール愛知県大会「職場・一般の部」にて

私たちConnect Symphonic Bandは金賞を受賞し愛知県代表として東海大会へ推薦されました。

また東海大会では銀賞を受賞しました。

※みんな金賞目指してましたが「頑張っても銅賞かなぁ」って思ってました。

今回この結果には団員一同、喜びもそうなんですが驚きの方が強かったのが正直なところでしょうか。

実は5月にコンクールに出場することを決め滑り込みでエントリー

実はCSBは2022年度はコンクールに参加する予定ではありませんでした。

というのも4月の段階で団員が30名ほどで新しく入った方が多く

打楽器の環境も悪かったので4月の団員を含めたLINEの電話会議では

団員A

流石に今年の出場は厳しいのでは?

団員B

足りてないパートもあるし、学業の状況もあるからうーん

割とネガティブな意見が多く

うっつー

ん〜なかなか厳ぃし辞めとくか!

とまあ、こんな感じで今年は出るのを断念してました。

が、その何日か後に「笑ってコラえて!」の放送があったのですが

朝日中学校という少人数の吹奏楽部が全国に行ったという話にめちゃくちゃ影響されて

うっつー

やっぱコンクール出るかw

とまあ、GW明けにコンクールに出ることが決まり割とエントリーもギリギリでしたのを覚えています笑

グレード3のめちゃくちゃ簡単な自由曲を選択

そんなこんなで5月のGW明けにコンクール出場が決まり、自由曲決めをすることに

冷静に考えて3.4月ごろに自由曲を取り組む団体が多い中、私たちのバンドはかなり遅れての出発となりました。

この時点でCSBのコンクールまでの練習回数は15回ほど、そのうちサマージョイントコンサートも7/10にあったので実質コンクールに集中してできるのは5回ほどでした。

課題曲は4月から取り組んでたので良いとして、自由曲は7~8分程度演奏しなくてはならないのでやったことがあってパッと仕上がるものが良いと思いました。

そこで選んだのが3月の定期演奏会でやったJ.スヴェアリンジェンの「シーゲート序曲」でした。

この曲は聴いたらわかると思うのですが音楽の構成が「A-B-A’」というように冒頭の軽快な音楽からゆったりとした中間部があり、また冒頭の軽快な音楽に戻ってくるというような構成になっていて短時間で非常に作りやすくコードもB♭やE♭系が多くて纏まりやすかったのです。

ただしこの曲、懸念点がありまして・・・

うっつー

簡単すぎて中学のA編成のコンクールでも

選曲しないくらいだぞw

そうなんです。

この曲はいい曲なのですがグレードが3とコンクールで演奏するには非常にグレードが低く、審査員や周りからどう評価されるのかが分からず、ある意味挑戦だったわけです。

私としては大曲をもちろん選択したかったのですが、背伸びせず地に足をつけて

うっつー

上級or中級の曲を選んでボロボロよりも

簡単な曲をしっかり作って評価してもらい

今後の活動の指標にしよう!

と伝えて決定することになりました。

結果はまさかのゴールド金賞・ビリけつ代表!

迎えたコンクール当日。

吹奏楽コンクールといえば独特な緊張感と張り詰めた空気感を経験者は想像つくだろうと思うのですが

団員A

ワクワクしますw

こんなことを言う人が多かったですね笑

  • CSBとしては初出場なので歴史に縛られない
  • 今年は楽しむコンクールにする
  • 自由曲がシーゲートだから実家のような安心感

みたいな感じで割と割り切ってる人が多く不思議と変に緊張している様子はなかったです。

そしていよいよ本番。アナウンスが始まり課題曲の爽快なファンファーレと共にCSBは初出陣。

自由曲では各ソロの美しい音色が響き、壮大な大海原へ進む船が彷彿とされる演奏がホールいっぱいに響きました。

指揮をしててすごく楽しいひとときでした。短い期間だったけどもその中で切磋琢磨してきたものが最大限に引き出された本番だったと思います。

本番後はみんなのやりきった顔がすごく印象的で1人で感動してましたね。

そして本番後の写真撮影でまたみんなの笑顔を見れてしみじみとしてました。

120%やりきったと自負できる演奏でした。

さてきになる結果は・・・

吹奏楽連盟の方

ゴールド金賞!

言われたときは鳥肌が立ちました。

団員

え!?まさかシーゲートで!?

団員が驚きザワつきましたw

そして代表に選ばれた時は本当に涙が出ましたね。

指揮者人生初のゴールド金賞・代表。こんなにも嬉しいのかと。

中高生の頃に全国大会で感じたゾクゾクするような感動と嬉しさを十数年ぶりに体感できてものすごくいい経験ができました。

まとめ

今年のコンクールで得た教訓は

無理かもしれないけど

とりあえず挑戦してみる

と言うことですね。始めは「無理でしょ〜」と言う感じだった団員も

団員

俺たちできるかもしれない!

と日々の合奏の中で思ってくれて、それが結果に結びついてめちゃくちゃ自信になったと思います。

県大会ではビリっけつ通過の代表でしたが、代表は代表。

団員が頑張ったことは変わらないし評価していただけたので嬉しかったですね!

東海大会では銀賞でしたが冒頭に書いたように、一生懸命頑張ってるけど銅賞かなぁと思っていたので銀賞という結果をいただけてかなり嬉しかったですw

また来年はしっかりと選曲や準備をして挑みたいと思います!!

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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